島前の隠岐國学習センターの環境がすごい!!
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こんにちは。もりさとです。
『観光地をめぐらない旅』という尖ったコンセプトでローカルトリッパーのかわつゆ
とローカルなまちを転々と旅しています。
旅に出ようと思った理由はこちら↓
旅の最初に訪れた海士町の記事を何記事かに分けて書いて行きます。
今回の記事は教育に力を入れている海士町の実態について執筆しましたのでぜひご覧ください。
隠岐國学習センターとは?
公立の塾
簡単に言えば塾のようなものです。
しかし、ここで面白いのは民間の運営ではないという点です。
行政からお金が出ていて運営されている施設で、言ってしまえば公立の塾な訳です。
一般的な塾といえば、民間の運営によるものが多いですよね。
海士町では公立の塾ということもあり、町として教育に投資をしていることが伺えます。
島前高校と連携を取っているということも非常に魅力的で、高校と連携を取っている塾もそうそうないと思っています。
隠岐國学習センターのように公立の学習センターは今後増えていくだろうなと個人的には思っています。
目指しているのは自立学習
今回の海士町は学習センターの教務スタッフさんにアテンドしていただきました。
学習センターでは一般的な授業のように直接的に教えることは少ないようです。
自分たちで勉強してわからない部分を先生に聞くというスタイルで運営がなされています。
実際に勉強するのは生徒たちでスタッフの役目はあくまでサポート。
計画を練ること、達成できたか振り返ることをスタッフと生徒で確認していくという流れです。
自立学習を促しているので、生徒間での教えあいなどもよくあるそうで、その点も非常に良いと感じました。
充実した設備
隠岐國学習センターにはiPadが40台置いてあるそうで、こんな塾はそうそうないだろうなと思いました。
島前高校においてあるものと合わせると90台!!
離島ながらも教育にiPadを取り入れる先進的な部分には頭が上がりません。
参考書も充実している印象で、教科ごとに結構な数の参考書がおいてあります。
本が手に入りにくい離島では卒業生達が寄贈していくそうです。
図書館の分校もあり、参考書以外の本も置いてあったりしますし塾という括りの中ではかなり整っている設備があるという印象を受けました。
夢ゼミという取り組み
ゼミというと大学や高専などで入るものだと思っていましたが、ここでは高校の時からあるようです。
少人数ゼミ形式でそれぞれ異なる取り組みをしています。
PBL(プロジェクトベースドラーニング)型の授業で、学習意欲の醸成を図っています。
近頃話題に上がることも増えてきたPBL型の取り組みをしている点も非常に魅力を感じます。
高校1年生みんなで作る
高校1年生ではみんなで何か一つのものを作る取り組みをしています。
地域のデザイナーさんお一緒になって冊子を作ったり、自分たちで地域の人に取材に行って面白い方々をまとめたり。
何か一つの作品をみんなで作り上げることは非常に素晴らしいことだと思っています。
そして、統括することのできるリーダーがいるという点も見事ですよね。
隠岐國学習センターはこのような様子の塾です。
非常に先進的で、理にかなった教育方針で運営されています。
まだまだ伝えきれていない部分は多いとは思いますが、僕らがお伝えすることができるのはこれくらいですが、少しでも役に立つ発信ができていたらいいなと思います。